「俺と付き合ってくれ!」
ルージュはロバートという青年に告白された。それを聞いたサニー達は驚きながらも彼女を後押しするとロバートの告白を受け入れ、二人はデートを始めた。

ロバートとのデートに花が咲くルージュ。しかしサニーは重大な事件に巻き込まれた時のためにこっそり尾行していた。

順調にデートが進む中ロバートはルージュに来て欲しい場所があると言いある場所へと連れ出す。ルージュが連れてこられた場所は謎の地下室だった。
「一体どうするつもりなの?」
ルージュは問いかけるが、ロバートは待つよう指示して立ち去ろうとした。しかしルージュは彼を引き止めるとこう言った。

「私を利用して何か企んでるのね。」
ルージュは言う。しかし

「俺を疑ってるのか?恋人を疑うなんてロクな生き方してねえんだな。まあいい。ここでルージュを傷つけたら売り物にならなくなっちまうからな。」
ロバートの言葉に動揺するルージュ。ロバートがルージュに交際を申し込んだのは彼女を人身売買するためだったのだ。それを知ったルージュはロバートに攻撃を仕掛けるが、返り討ちにされてしまう。

「あーあ、もう金にもなんねえや。」
ロバートはそう言ってルージュを壁に押さえつけるとひたすら殴る蹴るの攻撃を加えた。ルージュは必死にもがくが、ロバートはそんな彼女の苦しみをあざ笑うかのごとく狂気的に笑いながら痛めつけた。

「永久に眠れ!」
ロバートがそう言いながらルージュに止めを刺そうとした時だった。

ドガッ

ロバートは後ろからの攻撃に倒れた。倒れたロバートの後ろに現れたのはサニーだった。サニーはロバートと戦おうとするが、ルージュはサニーに加勢を申し出た。

「そんな体じゃ無理よ。」
サニーはルージュを引き止めるが、サニーの役に立ちたいというルージュの熱意に押されたサニーは共闘する決意をした。

「2対1なんて卑怯だろ!!」
ロバートは苦言を呈するが、二人はお前が言うなと言わんばかりに攻撃を仕掛けた。

「ふんっ、なかなかやるじゃねえか!だがこれはどうだ!?」
ロバートは凄まじい威力の黒い衝撃波を放った。サニーとルージュは気功波を放ち、押し合いになる。互いに限界まで威力を高めていくがサニーとルージュの息のあった気功波は威力が高くあっという間に衝撃波を押し返すとロバートを飲み込んでいった。二人の気功波を食らったロバートは戦闘不能になった。

後日ルージュは恋愛に懲りたかと思われたが、今度はいい相手が欲しいと願っていたようだった。

終わり

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